BOSWELL SISTERS

  • 2013/10/05 15:19
  • Category: JAZZ
BS.jpg

ジャズ・フィールドにおいて、Mills Brothersと双璧を成すと云えるBoswell Sisters。
コンデションが良い出物があれば、Boswell Sistersのレコードを拾うようにしている。
結構好きである。

唄声がまず良い。妙な色気もなく、子供のようにキャンキャンもしておらず、ちょうどいい感じ。
何よりも、3人が織りなす絶妙なハーモニーが一番の魅力である。
彼女達のハーモニーの中に、ジャズを感じるのである。何たって、ニュー・オリンズ育ちですからね。

DSC03491.png


彼女達の残したレコードで、僕がいいなと思うのは、特に、Brunswick録音。
Dorsey Brosを初めとした、当時のNew Yorkのジャズメンが、洗練された伴奏を提供しており、素晴らしい出来のものがほとんどである。


BRUNSWICK 6173 THE BOSWELL SISTERS - "HEEBIE JEEBIE"
Recorded in New York, Aug 27, 1931
Connie Boswell, Helvetia "Vet" Boswell, Martha Boswell

Acc; Manny Klein,t/ Tommy Dorsey,tb/ Jimmy Dorsey,cl,as/ Arthur Schutt,p/ Eddie Lang,g/ Joe Tarto,sb/ Stan King, d

Wild Bechet

  • 2013/09/29 11:54
  • Category: JAZZ
DSC03044.jpg DSC03047.jpg

ニュー・オリンズ出身のジャズ・マン、Sidney Bechet。
クラリネットの腕も然ることながら、彼のソプラノ・サックスの演奏は、ワン・アンド・オンリーの魅力を持っていると思う。

1920年前後から本格的な活動を開始しているものの、自己名義の録音は1932年までない。しかし、1920年代のClarence Willimas、King Oliver等のセッションに参加したものが多くあり、若きBechetのサウンドを楽しむことができる。

彼の後期キャリアのヨーロッパ録音も、ロマンチック、かつ、熱き情熱を秘めた演奏も好きだが、1920年代の若き時期の演奏が、やはり、素晴らしい。

DSC03475.png


当レコードは、彼のサンウドが溝に溝に刻まれた最初期のものである。
Clarence Williamsのレコードであるが、Bechetが主役である。ここでは、ソプラノ・サックスの腕を披露しているが、軽くビブラートを効かせた音が気持ちよく、僕を覚醒させる。

当レコードを初めて手に入れて随分と時が経過してしまったが、今なお、時折、ターンテーブルに乗せるレコードの1枚でもある。
凄い演奏、素晴らしい演奏を残したレコードは、世の中に沢山ある。しかし、ターンテーブルに乗る頻度は、別の価値観で動くものだと思う。要は、自分との相性が良いのだろう。



OKEH 4925 CLARENCE WILLIAMS' BLUE FIVE - "WILD CAT BLUES"
Recorded in New York, July 30, 1923
Tom Morris,c/ John Mayfield,tb/ Sidney Bechet,cl,ss/ Clarence Williams,p/ Buddy Christian,bj

Tulsa Blues

  • 2013/09/23 15:21
  • Category: JAZZ
DSC03468.png

カンザスの雄、Bennie Moten。
トム・ペンターガイストのお陰(?)で1920年代から30年代にかけて、カンザスはジャズの一大拠点の一つであった。当時のカンザスのバンドの頂点に位置するのは、George E.Leeのバンド、Walter DavisのBlue Devils、そして、このBennie Motenのバンドである。

とは云え、Bennie Moten以外の2つのバンドが残したレコードは数える程しかなく、現在となっては、その僅かの録音を聴くしかない。一方で、Bennie Motenは、録音の機会に恵まれ、1923年から1932年の間に多くのレコードを残している。

Scan 22

Bennie Motenの録音は、1923年から1925年はOkeh、それ以降はVictorである。
Okehに残した10曲強の録音のほうが、より好きである。
Victor録音も良い、確かに良い。しかし、Okeh録音で聴かれる、田舎バンドの持つ"泥臭さ"が、Victor録音では、かなり薄まっている感がある。

この違いは、録音場所の違い?
Okeh録音は、セント・ルイスにて行われ、Victor録音は、シカゴ、ニュー・ヨーク、ニュー・ジャージーにて行われている。それもあるかのかも?でも、時代の流れのほうが大きいのだろう。

残されたレコードのみが頼りであるが、1925,6年あたりまでの録音と1926年以降の演奏の匂いが異なっているのは、他のバンドにも見られる傾向である。

今回、アップした"Tulsa Blues"はBennie MotenのOkeh録音の典型的な演奏である。こんな演奏が、ジャズにおいては僕の大好物。

この時代に演奏された多くの音楽は宙に消えたものの、シェラックに刻まれたグルーブは音楽の鼓動を、今なお伝えてくれる。



OKEH 8184 BENNIE MOTEN'S KANSAS CIRY ORCH. - "TULSA BLUES"
Bennie Moten,p, dir/ Lammar Wright, Harry Cooper,c/ Thamon Hayes,tb/ Woody Walder,cl, ts, k effect/ Harlan Leonard,cl,as/ Sam Tall,bj/ Willie Hall,d



Crumb's 78s

  • 2013/09/22 19:14
  • Category: JAZZ
John Heneghanのラジオ・ショウの一部。

南仏のR.Crumbのレコード・ルーム。

レコード・コレクターの部屋は興味深い、です。







Saratoga Swing

  • 2013/09/22 16:35
  • Category: JAZZ
Saratoga.png


ブログを引っ越しての第一弾は何にしようか?と思ったが、大好きなEllingtonのレコードとすることとした。

Victor V-38058 D.Ellington and His Cotton Club Orch. - "Saratoga Swing"

Saratoga.jpg

1920年代後半に、Ellingtonのバンドは、New YorkのSaratoga競馬場にて演奏しており、そんなこが、このタイトルの由来でしょう。ちなみに、ネットを検索したら、今でもあるみたいです、Saratoga競馬場。

Saratoga競馬場でどんな音楽を演奏していたのかは知らないが、いずれにしても、現代に生きる我々にとってみれば羨ましい限り。

さて、当レコード。1928年録音。
今なお、素晴らしい音で鳴ってくれる。流石に、大会社のレコードは材質も良く、良質なプレスである。

Pagination

Utility